HDMIインラインコントローラV2 「HD11CTRL-V2」

 HD11CTRL-V2は、前モデルHD11CTRLの性能を大幅に向上させた次世代型HDMIインラインコントローラです。本製品は、HDMI入力信号(5V/TMDS)やセンサー信号の検知をトリガーとして、多様な制御信号を送出可能な高機能デバイスです。CEC、RS-232、IR信号、そしてTCP/IP経由でのディスプレイやプロジェクターの制御に加え、リレー制御による電動プロジェクタースクリーン、照明、ブラインドなどの操作も可能です。

 TCP/IPとの連携機能が新たに追加され、ウェブGUIを通じた直感的な操作が実現しました。本体には、4K@60Hz 4:4:4(18Gbps)対応のHDMI入出力端子、外部センサーやボタン接続用の端子、各種制御信号用の端子(IR、RS-232、TCP/IP)、そしてリレー制御用端子を搭載しています。これらの豊富な接続端子により、複雑なAVシステムの統合的な制御が可能となります。

 システムの起動と終了のトリガーは、HDMI信号の検知状態、外部センサーからの入力、またはその組み合わせで設定できます。トリガー検知後の動作として、HDMI CEC信号、IR信号、RS-232信号の送信、リレーの開閉、TCP/IP経由のコマンド送信などを柔軟に設定できます。さらに、EDID保持機能を搭載し、複数のディスプレイ機器を接続する際に発生しがちなEDIDハンドシェイク問題を解消します。

 HD11CTRL-V2は、会議室や教室などでのAVシステムに最適なソリューションを提供します。入退室や電源操作などをトリガーとしてシステム全体の起動から終了までを自動化することで、AV機器の設定に費やす時間を大幅に削減し、同時に不要な電力消費を抑制します。これにより、業務効率の向上と省エネルギーの実現に貢献し、SDGsの目標達成を支援します。高度な制御機能と使いやすさを兼ね備えたHD11CTRL-V2は、多様な環境で求められる効率的なAVシステム管理を可能にし、持続可能な社会の実現に向けた一助となる製品です。

販売価格 64,900円(税5,900円)

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